4000年の歴史を誇るニワトリ
ニワトリは、じつに4000年も昔に家禽になったといわれています。
インド、ビルマから中国南部に伝わり、その後、中国の中部地方から日本へ伝来しました。
周知のように、『古事記』の"天の岩戸"神話にも登場するほどの歴史的ペットなのです。
・・・ただし、現在のように、食べるために育てる家禽ではなかったようです。
隠れた太陽をニワトリがよび出すという神話が、東南アジアに多く残されていることから、『古事記』でのニワトリの役割も、こうした文化伝来の流れのなかにあるものと考えられています。
また、人間がニワトリを飼育しはじめた当初の目的は闘鶏だったともいわれます。
それも娯楽用というより、宗教的な意味合いが強かったようで、今も宮中の行事として「鶏合」といったものが残されているほど・・・。
今や野菜のハウス栽培同様に、プロイラーで大量飼育され、私たちの胃袋を満たしてくれるニワトリ君たちに、多少なりとも頭をたれようではありませんか。